Wednesday, December 18, 2013

【NBA】レイカーズがグリズリーズ下す 21得点のコービーは完全復活に手応え



 ロサンゼルス・レイカーズは現地17日、敵地でメンフィス・グリズリーズを96対92で退けた。ロード4連戦を勝利で締めくくり、今季12勝13敗と勝率5割にあと1勝とした。

 レイカーズは、アキレス腱断裂の故障から復帰6戦目のエース、コービー・ブライアントが21得点でチームをけん引。復帰後最長の32分間プレーし、大半の時間帯でゲームメークに徹しながらも、フィールドゴール(FG)18本中9本を沈めた。「トニー・アレンのようなタフなディフェンダー相手にもプルアップジャンパーがどんどん繰り出せるようになってくると、自分のプレーが戻ってきたのだと感じるね」と述べ、完全復活に向け手応えを掴んだ様子だった。

 レイカーズは、第4Qを67対69のビハインドで迎えたが、17対4の猛チャージを展開し逆転。グリズリーズに点差を詰められながらも、わずかなリードを守り切った。コービーの他にも、パウ・ガソルが21得点、9リバウンド、ニック・ヤングが18得点、ジョディ・ミークスが13得点で援護した。

 グリズリーズは、ザック・ランドルフが18得点のほか、今季最多の16リバウンドをマークしたが、今季14敗目(10勝)を喫し4連敗。ランドルフがチーム最多をマークした試合は必ず勝つという今季の法則が、ここで崩れた。15日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で左太ももを打撲した先発ポイントガードのマイク・コンリーは、この試合を欠場した。(STATS-AP)

【NBA】デュラント30得点、サンダーがナゲッツに快勝し7連勝



 オクラホマシティ・サンダーは現地17日、敵地でデンバー・ナゲッツに105対93で快勝。ケビン・デュラントがまたも30得点を挙げ、連勝を7に伸ばした。シーズン成績は20勝4敗。

 ナゲッツからの今季2度目の勝利を目指すサンダーは、2点差まで詰め寄られた第3Q中盤から9対0のランを展開し、デュラントのスリーポイントシュートで69対58と2桁リードに挽回。第4Qには、ネイト・ロビンソンに立て続けに10点を挙げられ、残り約7分に6点差に迫られたが、デュラントのジャンプシュート、ラッセル・ウェストブルックとジェレミー・ラムのスリーポイントシュートで畳みかけ、残り4分半に97対79として勝負を決めた。

 今季リーグ最多となる12回目の30得点以上をマークしたデュラントは、「ホームで強いチームからの勝利は格別。しかもナゲッツは、前回の対戦のときよりも、かなり調子を上げてきているからね」と、勝利を喜んだ。ウェストブルックは21得点、13リバウンド、チームの最初の11得点を挙げたサージ・イバカは、17得点、10リバウンドで貢献した。

 ここ13戦で10勝と勢いに乗っていたナゲッツは、JJ・ヒクソンが20得点、14リバウンドをマーク。タイ・ローソンも17得点、13アシストとダブルダブルを記録したが、今季のサンダー戦の成績は0勝2敗となった。ローソンは、「第1Qの後にターンオーバーを繰り返してしまい、サンダーに猛攻のチャンスを与えてしまった」と試合を振り返った。シーズン成績は14勝10敗。(STATS-AP)

米メディア、戸惑いと不満 煮え切らない楽天に「夢つぶそうとしている」



米メディア、戸惑いと不満 煮え切らない楽天に「夢つぶそうとしている」
メジャー挑戦の意思を球団に伝えた田中将大(写真:夕刊フジ)
 田中のメジャー挑戦に即答しなかった楽天の対応について、米各球団やメディアは戸惑いとフラストレーションを募らせている。

 「アー…、いつになったら(この騒動は)終わるんだ」という書き出しはロサンゼルス・タイムズのダイラン・ヘルナンデス記者。

 「楽天には田中をポスティングにかけなければならない義務はない。楽天がためらっているのはポスティングの上限が2000万ドル(約20億円)になったせいだ。だが、近いうちに楽天は『田中にアメリカン・ドリームを実現させてやれ』という一般市民の強いプレッシャーにさいなまれるだろう。田中は今年、チームを日本一に押し上げるという義務を果たしたが『楽天は彼の夢をつぶそうとしている』というのが一般的な受け止め方になってきている」と辛口だった。

 米国では田中の大リーグ挑戦にやや懐疑的な記事が目立つ。

 NYポスト紙も「田中がメジャーの打者と対決したいという希望は強いが、そのチャンスは楽天が支配している。仮に田中がポスティングされれば、ローテーションの一角を担う投手になる。ただ、入札金が2000万ドルになったため、他球団との競争が激化するだろう」と報じている。

 また、米スポーツ専門局のESPNは、「もし田中がポスティングされれば、ヤンキースが間違いなく獲得競争で勝利するだろう」と伝えている。

マー君に“敏腕代理人”アーン・テレム氏浮上! 6年「80億円」が最低ライン



マー君に“敏腕代理人”アーン・テレム氏浮上! 6年「80億円」が最低ライン
メジャー移籍を目指すマー君の決意は固そうだ(写真:夕刊フジ)
 17日に発表された新ポスティングシステム(入札制度)を利用し、米大リーグ移籍を目指す楽天の田中将大投手(25)。すでにエースの周辺には米球団との丁々発止のタフな交渉に欠かせない敏腕代理人の存在が浮上している。

 田中はこれまで契約していた大手芸能プロダクションにマネジメントを託してきた。が、ある球団関係者は「すでに田中は大手プロとの契約を満了させ、先輩の松井稼頭央(内野手)が所属する事務所に移籍しています。米国での生活に関してもアドバイスをもらっていたようです。もちろん渡米を見越してのことでしょうね」と明かす。

 同事務所と契約するプロ野球選手はオリックスの井川慶投手と松井稼の2人。そして、この2人がそれぞれメッツ、ヤンキースへ移籍した際の代理人がアーン・テレム氏(59)だ。

 テレム氏は全米で最も影響力のあるスポーツエージェントの一人。ダルビッシュ有投手(レンジャーズ)や松井秀喜氏の代理人を務めたことで、日本でもよく知られている凄腕の代理人だ。

 さらに、ある大リーグ関係者は「団野村さんがすでに田中に接触を図っているという情報もある。日本人がメジャーに移籍する場合、日本人代理人と米国側の代理人とセットで契約することが多い。団さんとテレムさんのコンビはダルビッシュの時と同じ。落札が実現した場合は球団側は相当にタフな交渉になるだろう」とみている。

 また同関係者は上限の2000万ドルという入札金を乗り越えて交渉のテーブルに着く球団は「10球団は下らない」と予想する。その上で「ヤンキースやドジャースはぜいたく税との兼ね合いもあるが、投手として最大の6年契約で、年俸10億円以上の条件提示が最低ラインだ」。入札金と合わせて80億円以上の金額が、右腕との契約へこぎつける最低ラインだという。

 17日の新ポスティング制度の締結を受け、AP通信が「制度の締結が、楽天のスター投手を米市場に導くかもしれない」と報じるなど、米メディアでは田中の去就が最大の関心事となっている。 (片岡将)

巨人・久保、プロテクト外れ覚悟 ケガで2年休養…ボーダーライン上



巨人・久保、プロテクト外れ覚悟 ケガで2年休養…ボーダーライン上
久保は“その瞬間”を覚悟している(写真:夕刊フジ)
 昨年5月に受けた右ひじ靱帯再建の大手術から来季復活を期す巨人の元守護神、久保裕也投手(33)。FA選手獲得に伴う人的補償問題には気が気でない様子だ。

 16日、川崎市のジャイアンツ球場で汗を流した右腕。「2年間休んでいるのだからプロテクトから外されたとしても仕方がない。野球ができなくなるわけではないですし」と前を向いた。

 一方で「みんなハワイから帰ってこなければいいのに」と本音も。巨人が広島からFA宣言した大竹を獲得したことに伴い、人的補償からプロテクトする28人の選定期限は18日。ハワイに優勝旅行中のチームが帰国次第、原監督らが協議し最終決断を下すからだ。

 一行は16日夕方に無事帰国。否応なく選定作業は再開された。

 久保は2011年に守護神として20試合連続無失点の球団記録を達成するなど活躍したが、同年11月に右股関節を手術。翌12年5月には右ひじ手術を受けて残りのシーズンを棒に振り、今季も1軍登板なし。しかし先月の秋季練習では原監督の前で88球を投げ込み、回復ぶりをアピールした。

 生え抜きの功労者である久保さえ絶対にプロテクトされるとはいえないほど、巨人は人材豊富で28人の選定が予断を許さないのは確か。久保以外にもヒヤヒヤしている“ボーダーライン上”の選手は数多い。 (宮脇広久)